一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
FXをやる上で最初の一冊目としてネットで絶賛されているこの本を読みました。
正直、内容は古かったですが、この本を最初の一冊目に選んで良かったです。しかし、内容が入門書っぽくなく感想が難しいです。最初の一冊目としては良いと思うのですが、、、
この本の特徴
- 口座開設と購入方法が第1章にあるがそれ以降はすべて実践的な内容
- 用語の説明が少なく初心者には難しい
- 初心者には難しいがネットで調べながら読めば問題ない
- 出てくる用語は知っていて当然の用語なので、難しいが乗り越えないといけない壁でもある
- 実践的な内容なので、理解できれば面白い
- 様々な投資家がインタビュー形式で話しており、十人十色の考え方を知れる
- 身につけるべき心構え、FXの難しさ、幅広い知識を学べるようになっている
- 体系的に知識を学べるような作りではないが、そもそもFXには体系的な知識など必要なく、トライアンドエラーの繰り返しで体に覚えさせていく必要があるので問題ない
- 最初読んだときは難しくて理解できないが、実践重視のこの本を最初の一冊目に選んで良かった
- 初心者こそ実践しないとFXを理解できない
- 内容は古い
読了してから気づいたのですが、自分の読んだ本は改定前の本でした。しかも初版。
第1章 実際に注文するまではこうだ!
口座開設から始まり、ログイン、取引画面、購入と決済、出勤と入金に関しての注文するまでの一連の流れの説明です。最後に、注文する際の鉄則として指値に関しての説明があります。この章を読んだら、すぐに口座開設するのが良いでしょう。FXはやってみないと理解できません。第2章以降もやってからでないと面白くありませんし、理解できません。速攻で口座開設しましょう。
第2章 個人投資家6人の実践テク
いきなりボリンジャーバンドとか、ダイバージェンスとかでてきて初心者にはまったく理解できません。しかし、そこはネットで調べながら理解する必要があります。この章は具体的なテクニックをインタビュー形式で展開します。テクニックの部分に関してはグラフ付きで説明されていてわかりやすくなっています。
第3章 FX専門家6人の発送と戦略
この章は6人の投資家からインタビューをするのですが、内容はテクニックと言うより実践的な心構えな話が多いです。相場は予測可能と行っている人もいれば相場は予測不可能と言っている人もいて様々な意見が聞けます。
第4章 羊飼いの投資法
この本の著者である羊飼いの投資テクニックの話です。ここまで読んできて、本当に考え方が十人十色ですべて合っている気もするし、すべて間違っている気もしてきます。この本でインタビューを受けている人でも、現在退場をくらっている人とかいそうですが、どうでしょうか。
第5章 「ザイFX」「羊飼いのFXブログ」の使い倒し方ガイド
この章は告知のようにも感じますが、情報収集の仕方を学ぶことができます。経済状況などFXをやる上では重要なファクターなので、情報収集能力は必要な能力だと思います。しかし、WEBサイトが古いです。今はスマホがあってアプリもあるし、RSSリーダーなどあるので、情報収集にはもっと良い方法があります。
感想
FXをやってみて思ったのが、知識がいっぱいあれば良いと言うわけではなくトライアンドエラーを繰り返して経験を身につけていくのが大事だと言うことです。なのでこの本はFX初心者向けの本ですが、最初の1章で初心者向けの勉強は終わりすぐに実践的な内容になります。8割り以上が投資家の方法論をインタビューした内容になっており、まず初心者には理解できませんが、ネットで調べながら読み進めれば問題ありません。様々な戦略の話を聞きながら幅広い知識を身につけられるし、様々な戦略があると言うことを知れたこともよかったです。FXがどう言う物なのか俯瞰して考えられるようになります。言っていることが人によって違うことを知れるのも、重要だと思います。ネットにFXの情報は腐る程ありますが、ネットでは情報はかいつまんでしか得ることができないので幅広く知識を得るためにも最初の一冊目としてはオススメす。ネットで絶賛されていますし。