Amazonのクチコミばかり見ていたら読んだ本は入門書だらけ
エンジニアとして成長するべく本を読んでいます。
たくさん読んでいます。
ですが、ふと思い返したら入門書ばかり読んでいて中途半端なエンジニアになっていました。
なぜだろうと考えていたらあることに気付きました。
Amazonのクチコミは入門向けの本の方が玄人向けの本より評価が高く数も多いことです。
私はAmazonの口コミが大好きで、本を買う際は必ずAmazonの口コミを見て判断します。
実際、Amazonの口コミは私の経験上とても信頼できています。
Amazonの口コミを見て高評価の商品を買ったらほとんど外れませんし、本を買ったらだいたい面白いです。
たまに聞いたことの無いブランドの超高評価の商品などで怪しい口コミもありますが、その辺は長年の感で回避できていると思います。
しかし、玄人向けやマニアックな商品は評価がされにくく高評価にもなりにくいところは盲点でした。
今にして思えばですが、口コミの評価が高いのはわかりやすい入門書や初心者向けの本ばかりでした。
難しい本になってくると読む人口が少ないので口コミ自体があまりされません。
そして、難しいので挫折した方は低評価を付けます。
そうすると難しい本は口コミ自体も少ない上に評価も高くなりづらいです。
初心者向けの本の場合は読者数も多いのでその分口コミが多くなります。
初心者向けの本は難しい本と比べて販売数も多いので予算を多く出せます。
そうすると、デザインや編集に多くの労力をかけられるのでとても読みやすくなります。
出版される本の種類も多いので競合も多いので切磋琢磨して平均的なクオリティも上がっていきます。
たまに、思ったよりも簡単だったと言う口コミで評価が低くなることもありますが、それでも高評価の数が多いです。
Amazonの口コミは信頼していますが、初心者本ばかりに目がいってしまい、難しい本に手が伸び辛くなっていました。
正直、Amazonの口コミによる成功体験が多いだけに、高評価なだけで面白そうだし、読んでみたくなるんですよね。
ここまで来たら趣味の領域でもあり、楽しむだけ楽しめば良いとも思いますが、エンジニアとして効率よく技術力を高めていきたいなら、初心者本ばかりではなく難しい本も読んでいく必要がありそうです。
まあ本ばかり読んでいないで手を動かせって話でもありますが。。。
これからはAmazonのクチコミばかり見ずに視点を変えて本を読んで行きたいです。
そもそもそんなに本を読む必要があるのか。
その本を読んで技術力が上がるのか。
その辺りを考えながら、技術書と向き合って行きたいと思います。