リモートワークに憧れていたのに実際にやってみたらリモートワークは最悪だった件(個人的感想)
半年ほどリモートワークをしていました。
今は毎日電車に揺られながら出勤していますが、リモートワークと比べて出勤は最高です。
リモートワーク期間はダメダメでした。
今回はリモートワークのなにがダメダメなのかと言う話をしたいと思います。
ダメダメポイント1 仕事が捗らない
全然仕事が捗りません。
まあ当たり前ですよね。
自分の場合ですが生産性で言うと、8分の1くらいです。
なぜ8分の1なのかと言うと通常であれば毎日8時間仕事をするところ、在宅勤務では集中して仕事をしている時間は1時間程度だからです。
気持ち的にはサボる気もなく、真面目に働きたいと思っているのにいつの間にかネットサーフィンをしていたり、携帯をいじっていたり、漫画を読んでいたり、、、
最悪だったのは漫画を読み始めたら止まらなくなって全く仕事をしていなかった日です。
自分的には最高かもしれませんが、会社的には最悪です。
買ったばかりのゲームを一日中やっていた日もあります。
そんな日は嘘の報告を上司に伝えるしかありません。
とても心苦しいです。
昔はリモートワークに憧れていました。
リモートワークになったら仕事をバリバリにこなしていつもより少ない時間で業務を遂行してその分プライベートを充実させると言ったようなイメージをしていましたが、実際にはそんなに甘くありませんでした。
全然仕事捗りません。
本当はバリバリ仕事がしたいんです。
でも、できないんです。
集中が続かないんです。
誘惑が多すぎるんです。
だって、いつでもサボれますから。
監視している人もいませんから。
いつでもサボれる状況下で真面目に仕事を続けることは私にとっては無理でした。
途中、本気で思いました。
「zoomで部屋を映しあいながら仕事したいな」
女性に言ったらただのセクハラですが、共感できる人となら意外と有りだと思っています。
そのぐらい集中できないです。
ダメダメポイント2 仕事がしたいのに仕事が進まないストレスとの闘い
サボってはいますが、本当は仕事がしたいんです。
最初に考えていたバリバリ仕事をこなした上でプライベートも充実させる、なんてことができたら最高ですが、それはもう諦めています。
普段よりちょっと少ない程度に仕事ができればいいかなくらいになっていますが、それも無理でした。
会社に出勤していた時よりもちょっと少ない程度の仕事量もこなせないです。
けど、最低そのくらいはしないとお給料をもらっている身として面目が立ちません。
会社に迷惑を掛けたいと考えている会社員はいないと思います。
私もそうです。
でも、リモートワークでは仕事が捗らないんですね。
最低ラインの仕事量はこなしたいのに、最低ラインの仕事量もこなせないので、毎日申し訳ない気持ちでやりました感を出しながら上司に報告します。
その心苦しさが毎日ストレスとして蓄積されます。
上司には言い訳として、リモートワークでは集中できないと言った相談はしましたが、それでも結局のところ改善できていないので上司からの信頼もなくなっていくことでしょう。
仕事がしたいのに仕事ができないストレスがすごいです。
仕事をした上で進まなかったらまだ良いですが、そもそも仕事をしていないんですから問題ですよね。
でも自宅ではどうしようもなかったんです。
ダメダメポイント3 喫茶店で長時間居座るのは寒いしお金がかかる
もう家では無理です。
諦めました。
喫茶店で仕事をすることにしました。
しかし、喫茶店で仕事をしてみても結構居心地悪かったです。
1、2時間勉強する程度なら良いですが、仕事は8時間あります。
さすがに喫茶店に8時間も入れないです。
4時間ほどいたこともありますが、喫茶店は長くいるとめっちゃ寒いです。
手がかじかんできます。
実際にやってみると色々と面倒でした。
喫茶店での流れはこう↓です。
実際に4件も移動すると疲れちゃいます。
お金も3件分の茶店代とランチ代で2,000円以上掛かります。
移動時間もばかになりません。
私は千葉の田舎なので最寄駅には喫茶店はありませんので、電車で喫茶店まで向かうことになります。
仕事を喫茶店でするのはセキュリティの問題もあります。
Wi-Fi環境のことも考えなくてはなりません。
あと、気持ちの問題ではありますが、喫茶店に長いするのは居心地悪いです。
それが結構なストレスになります。
現実には、気分がのらずに疲れるしで途中で家に帰ることが多かったです。
ちなみに、喫茶店以外も色々試しましたが、どれも仕事する環境では微妙でした。
- ファミレス → 喫茶店よりも騒がしい
- 漫画喫茶 → 長いはできるがお金はもっとかかる上にサボってしまう
- コワーキングスペース → 地元には無い。料金は漫画喫茶程度
- 図書館 → コロナ期間により閲覧スペースの利用が不可。実際には仕事をして良い場所では無いし、電話もできない。
結局、せっかくのリモートワークなのに家から出ていくと言う本末転倒なことをしたのにあまり良い結果を得られませんでした。
家でできればすべてが上手く行くんですけどね。
ダメダメポイント4 仕事の学習スピードが落ちる
仕事がサボりがちになってしまうせいで、仕事の経験値が得られなくなってしまいました。
100の仕事量をこなしてレベルが10になれるところ、20の仕事量しかこなせ無いのであればレベルが2にしかなりません。
エンジニアは開発するのが仕事なのに、開発しないのであれば仕事ができるようになるわけがない。
結果、リモートワークをして仕事の生産性が落ちるせいで、エンジニアとしての学習スピードが落ちてしまいます。
ダメダメポイント5 コミュニケーション不足
やっぱりチームで仕事をしているので、情報の共有が十分で無いとチームとしての生産性も落ちてしまいます。
コミュニケーションが少ないと情報の共有が普段より少なくなっていきます。
雑談から仕事の話に飛んで行くことも多々あります。
雑談の中だったらできる質問も多々あります。
そう言ったところで仕事への理解が深まるし、そのプロジェクトへの愛着も大きくなると思うので、やっぱり実際に会ってコミュニケーション取りたいです。
て言うか普段から足りていない情報ががほとんどなくなったので、情報共有不足すぎました。
コミュニケーションツールを使って交流が取れているならまだしも、自分の場合はほとんど利用されていなかったのでマジで辛かったです。
そして、コミュニケーションが取りづらいと通常の仕事での質問もしづらいです。
普段から質問しづらいのにコミュニケーションがなくなるとさらに質問しづらくなりました。
エンジニアになりたての自分はもっと質問しやすい環境が欲しかった。
リモートワークで無ければもっと質問できたはずです。
ダメダメポイント6 勉強が捗らない
これが一番キツかったかもしれません。
エンジニアになりたてなので学習意欲が半端ないんです。
半端ない学習意欲で学習スケジュールを作っていたのですが、リモートワークになった途端に崩れていきました。
通常であれば、
- 通勤時の電車内での勉強
- 出勤前の喫茶店での勉強
- 昼休憩での勉強
これらの時間を確保して平日は4時間近く勉強ができていたのですが、リモートワーク時は出勤前の茶店での勉強のみになりました。
通勤時間が減った分勉強できると思われるますが、仕事も集中できないのに勉強なんてもっと集中できるわけが無いです。
そうすると勉強しに茶店に行かなくてはならなくなりますが、出勤前に勉強のために茶店を使うと仕事をするときにはその茶店にいづらくなってしまうんですよね。
定期代も出ないのに電車で移動して、茶店代もかさんで最悪です。
最後に
リモートワークが最悪だったお話をしましたが、この記事を書きながら大抵の人はリモートワークを有効活用できそうだなとも思いました。
実際にリモートワーク最高と言っている人もいます。
家族の時間も増やせるし、趣味の時間も増やせるし、サボりたい時にサボれるしリモートワークはいいことづくしなんですけど、自分には合わなかっただけなんだと思います。
リモートワーク賛歌に一石を投じてみました。